ピイヒャラと笛のかろやかな音に、トトントンと小気味良い太鼓の音。
そして神輿を担ぐ人たちの張りのある声が青空に響く――。
私たち日本人にとってお囃子や神輿の勇姿は、どうしてこうも胸躍らせるものなのでしょうか。
長い歴史の中で大切にされてきた祭りや伝統芸能は、日本人の身体に染みついた文化です。
しかし歴史があるからといって決して古臭いものではなく、地域の誇りや人々の喜びと共に今も私たちの暮らしの中で生き続けています。
私たち宮本卯之助商店は、そんな祭りや伝統芸能と切り離すことのできない神輿や太鼓の製造・修理をなりわいとした会社です。後世に伝えていくべきことを大切に守りながら、今以上に祭りが盛んに行われること、伝統芸能に触れる機会を増やすためにできることを模索し続けています。