2021.10.17
組み上げ神輿守 作り方説明
職人が説明する作り方動画を宮本Youtubeにアップしました!
→https://www.youtube.com/watch?v=kx_76xvrvvI
下記の、作り方と連動してますので、動画の概要欄からリンクしましたので、見たい手順へ!
きれいに仕上がるポイントが満載です。ぜひ一緒に組み上げましょう!
(令和3年10月、改良し再頒布するにあたりまして、切り抜きの方法などが異なっておりますのであらかじめご了承ください)
はじめに
「必要な物」
1)クラフトナイフ(推奨)、又は通常のカッターナイフ(小型)
→手で切り取れるようになりました!が、一か所だけ、切り抜いた方がきれいに仕上がる箇所がありますので、作り方①をご確認ください。
2)カッター盤(推奨)、又は滑らない厚手の下敷きなど
3)のり(固形のスティック型)
4)ハサミ
5)定規(20~30cmのもの)
6)セロハンテープ
「ポイント」
1)写真の“赤く塗ってある箇所”がのり付け箇所になります
2)裏面から折シロに薄く線または傷を付けると折り易くなります
3)のりを付ける際、下に紙などひいて塗るとのりが付き易いです
「注意事項」
1)ハサミやカッターナイフなどの道具を使うときは、けがをしないように十分に注意してください。
2)複製・コピーは固く禁止致します。
作り方 ①すべての部位を切出す(動画01:07) →ほとんどハサミやカッターは使わず切り出せます。
が、こちらの緑の部分だけカッターナイフなどで切り抜きをお願いします。胴をはめる台輪の部分です。
切り出した部品がこちらです。
作り方 ②飾棒を組立る(動画11:30)
ポイント1)裏面より折シロをカッター(軽く)や定規で付けると折り易くなります。
ポイント2)先に棒本体を折り、最後に両隅の棒先を折り込むと作業が容易です。
作り方 ③大鳥(鳳凰)を組立る(動画16:07) ※擬宝珠を飾る場合は擬宝珠を組み立てておいてください
ポイント1)のり代箇所に注意しながら、組立順に合わせて作業して下さい。
ポイント2)鳥の羽は、外れ易いのでしっかりとのり付けして下さい。
作り方 ④野筋を組立る(動画21:12)
ポイント1)のり代箇所に注意(白い突起箇所はこの段階ではのり付しない)
作り方 ⑤屋根を組立る(動画21:59)
ポイント1)裏面より折シロをカッター(軽く)や定規で付けると居り易くなります。
(各面の下面も折り箇所になります ※青い四角箇所)
ポイント2)先に屋根頂点の箱の箇所(露盤)を組立、次に下四隅をのり付けします
作り方 ⑥屋根裏・蕨手を組立る(動画26:12)
ポイント1)裏面より折シロをカッター(軽く)や定規で付けると居り易くなります。
ポイント2)丸に曲がった箇所(蕨手)や長い方面の面(軒面)、のり代の折り曲げる方向を注意して下さい。
ポイント3)必要に応じて、内側からセロハンテープで仮留めして下さい。
作り方 ⑦屋根に野筋を取付ける(動画30:12)
ポイント1)野筋を差し込む向き(突起がある方を外側に)注意して下さい。
ポイント2)必要に応じて裏側からセロハンテープで仮留して下さい。
作り方 ⑧屋根と屋根裏・蕨手を取付ける(動画33:38)
ポイント1)のりは多めに付けてしっかりと取り付けるようにして下さい
作り方 ⑨堂を組立る (動画34:37)
ポイント1)御守受を意識して、御守が入るようにして下さい
作り方 ⑩台輪を組立る(動画39:17)
ポイント1)裏面より折シロをカッター(軽く)や定規で付けると居り易くなります
作り方 ⑪台輪に鳥居・勾欄を取付ける(動画40:03)
ポイント1)裏面より折シロをカッター(軽く)や定規で付けると居り易くなります。
作り方 ⑫屋根に堂を取付ける(動画43:02)
ポイント1)正面の位置を気を付けて下さい
(屋根の正面:屋根の紋=三ツ網紋が3つの側、堂の正面:御守受が背面にくるように)
ポイント2)のり代を内側から押さえながら取り付けて下さい
作り方 ⑬屋根・堂と台輪を取付ける(動画44:38)
ポイント1)前後と側面を間違えないように注意して下さい
(屋根:正面=三ツ網紋3つ、台輪:正面=棒穴有り)
ポイント2)のり多めにつけ、しっかり接着するようにして下さい
作り方 ⑭大鳥(鳳凰)または擬宝珠を取付ける
作り方 ⑮御守をお祀りする
御守は浅草神社様よりお受け下さい
中にお祀りする際、少し折り曲げるなどの工夫をし、外袋から出すことがないようにして下さい
作り方 ⑯台座を組立、飾棒を差し、完成
神輿の部品名称についてはこちらをご参照ください。